カメムシ大量発生と大雪の関係について

多い…多すぎるぞ!今年のカメムシ。

特に雲南地区、うちのウォッシュプラス三刀屋店の壁面がひどすぎる…。

コインランドリー壁面のカメムシ

アップ。(´ж`;)ォ・・ォェッ・・・

コインランドリー壁面のカメムシ

コインランドリーって暖かい空気が出るから集まってくるんですよね。

こうカメムシが多いと毎日のように耳にする、

今年はカメムシが多いから雪が多いよ~!

という、

いわゆる「天気ことわざ」

2009年のときも多くて記事にしたんですが、結果、この年はハズレでした。

カメムシ大量発生 09-10の冬は大雪? – うんせきブログ

ということでもっかい調べてみました。

カメムシ大量発生と大雪の関係

カメムシの生態

とりあえずこの辺でよく目にするカメムシは、

クサギカメムシ

だそうです。平べったくて室内に侵入することも多いのがこの種類。

ちなみに雲南地方では「オジョロさん」っていいますね。たぶん「お女郎さん」。なぜそう呼ぶのかはわかりませんけど、あまりイイ意味ではない気がします…(;´∀`)

寿命は1年で、

7月頃卵から孵化、幼虫は8月頃には成虫になりそのまま越冬。翌年春に活動し始めて6月下旬から7月初旬にかけて産卵、秋までには死亡する

のだそうです。

成虫で越冬する

というのがポイント。

越冬のために山から下りてきて、あらゆる隙間に入って冬を越します。

大雪との関係

越冬のために山から下りてきて、あらゆる隙間に入って冬を越す。

その数が多い。ということは…

次の冬は大雪だから個体数減っちゃうよ。大量に卵産んどこう。

と予測して産卵したからなのか。

それとも、

大雪だと山では冬越せないから里に下りよう。

となるのか。

わかりませんが、とにかくそういうことらしい。

ただ、近年はハズレてることのほうが多いみたいです。

Fall’s Page

カメムシと積雪量の関係

前年度の積雪量との関係はあるかも?という記事(前年度積雪が少ないと生存数が上がる)もありましたが、これはクサギカメムシには当てはまらないかもしれません。

ただ昨年2012年は確かに雪が少なかったんですよね~。

前年雪が少なかったから生存数が増えて産卵数も増えた。

というのが案外当たってるのかもしれません。

日刊県民福井から(CHUNICHI Web)

中日新聞:カメムシ多いと大雪の年?:教えて県民くん:日刊県民福井から(CHUNICHI Web)

花粉症との関係

初めて知ったのが、

「スギ花粉の飛散量とカメムシの関係」

カメムシが幼虫期を過ごすのは、山林のスギやヒノキの球果。

春に花粉の飛散量が多いと、当然夏以降のスギやヒノキの球果も多くなります。

ということはそれを餌に育つカメムシも多くなる。ということだそうです。

お天気や

カメムシ予測に新事実!:お天気や

面白むし話

イカリ消毒 | これであなたの家から不快な虫がいなくなる | 面白むし話

では今年の花粉量はどうだったかというと…

島根県は例年の2倍から2.5倍

だったようです。これは「カメムシ発生数の予測」としては確実っぽいです。

ウェザーニュース

[2013年花粉のまとめ] – ウェザーニュース

結論

結局大雪との関係はよくわかりませんでしたが…

前年雪が少ないと、カメムシの生存数が増えて産卵数も増える

ってのと、

春に花粉の飛散量が多いと、夏以降のカメムシ発生数も多い

ってのは信ぴょう性高いかもしれません。

とりあえず…

2013年秋はカメムシが多かった。積雪量はどうか?

ということで春に結果を追記します。

2014年春追記:

結果、ぜんぜん積雪多くなかった…(;´∀`)

この記事をシェアする

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメント

全10件
  1. ac8157 より:

    カメムシと大雪の関係。
    今シーズンはどうなるかは分かりませんが、こういう見方もあるんだと興味はありますね。
    他に「夏が暑過ぎると、その後の冬は大雪」というような事も聞きますが、これも果たしてどの程度当たっているのか。

    • TKC より:

      暑夏⇒寒冬、冷夏⇒暖冬ってのはラニーニャとエルニーニョが関連してますんで、ある程度間違いないと思いますよ。寒冬=大雪とは限らないんでしょうけど。

  2. KAI より:

    KAIです。こちら出雲ですが、「おじょろさん」って言いますネ。
    由来ですが、「お女郎さん」=厚化粧=ニオイがキツイ=カメムシもクサイ=おじょろさん…と聞いたことがあります。 本当に今年は多いですね!

  3. 天文台 より:

    話しは変りますが、安来弁と米子弁は随分と違いますね、距離的には近いのにね…。島根県は美保関から津和野まで距離が有りますから、方言も違いますね。
    因みに広島ではお年寄りの方はカメムシのことをサトウジと言っています。

    • TKC より:

      松江と宍道とかでも全然違いますからね。まあそれでも雲伯地域は共通点がありますよ。雲伯で一つの県になる予定でしたからね。石見と出雲ではまったく違いますね。本来石見は広島と同じになる予定だったくらいですから、やはり広島に近いです。
      カメムシの記事を書きながら調べましたが、サトウジとかハトウジとかヘクサンボ・クサムシとかホントにいろんな呼び名がありますね。

      • ステレオ より:

        同じ雲伯地域でもかなり違いますからね。松江に比べて平田や斐川はコテコテの出雲弁です。出雲と石見では方言だけでなく、人柄や価値観まで違うように感じるので、全く別の県のように思います。

  4. 天文台 より:

    カメムシはゴキブリやハエと同じ嫌われ者ですよね、見つけてると撃退したくなりますよね…。
    方言は最近の若い人はあまり使わないみたいですね。

  5. 天文台 より:

    広島でも安芸地方と備後地方では方言が違いますよ、よくテレビで広島弁を使ったドラマを見ますけど、そこまでは酷くないですね。福山は岡山弁に近い感じです。
    確かに浜田に行けば広島弁に近い感じですね。
    広島の人間は車の運転が荒いな~とは良く言われますけど…。

  • 最新の記事

  • ブログランキング

  • 島根県ランキング にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 島根県情報へ PVアクセスランキング にほんブログ村