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合成石油

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工場で石油を人工的に作る?

■バイオ燃料開発企業、500万ドルの資金調達--環境ビジネスへの投資が活発に
 (2007/03/15 10:21 ,CNET News.com)

合成生物学を応用した石油代替物の生成を目指すハイテク燃料企業のLS9が、500万ドルの資金調達に成功したと発表した。化石燃料の代わりとなる燃料を植物や微生物から抽出する研究が活発化していることの現れといえる。

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,
20345220,00.htm

こんなものもあるんですね。しかもエタノールではない?石油?
空気中の二酸化炭素を固定して、いろいろ混ぜるってことですか?
藻類が石油を生み出すってのも初耳ですが、そのメカニズムが解明済みってことですよね。

石油を人工的に製造するのは複雑すぎてかなり難しいうえにコストがかかると聞いたことがありますが、技術の進歩ということでしょうか。

最近いろいろな代替エネルギーが目白押しですね。過渡期なのか。

昨日のニュースですが、
<メタンハイドレート>新潟沖海底で気泡の上昇を確認
初耳なのでググってみる。

メタンハイドレート

メタンハイドレートとは、メタンガスがある条件下(低温・高圧)で水と化合してできる、白いゼリー状のもの。「燃える氷」と呼ばれる。ハイドレートは「水和物」の意味。
メタンを中心にして周囲を水分子が囲んだ形になっている。理論化学式:CH4・5.75 H2O。


メタンハイドレートが存在する環境は「低温高圧」である。したがって、極圏等の凍土地帯や深海に存在する。
この資源が持つエネルギー量は全世界の埋蔵原油を凌ぐという。特に、日本近海は世界最大のメタンハイドレート埋蔵量を誇ると言われているため、日本のエネルギー問題を解決する物質として考えられている。


メタンは、天然ガスの主成分であり、日本の都市ガスの90%以上はメタンである。


メタンハイドレートは水深500m以深の海底面下に存在するため、掘削・生産設備が大型化し、コストが高くなる。低コストでかつ大量に採取することは、まだ技術的に課題が多い。


なお、日本政府は2016年までにこれらのメタンハイドレートの商業化に必要な技術を完成させる計画を行うとしている。

メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム

これまでエネルギー輸入大国だった日本が、世界最大のエネルギー資源大国になるかも?こんな調査が進んでたんですね。そーいえばサイエンスゼロで見たような…。

国産バイオ燃料、600万キロリットルに拡大(時事通信)

バイオエタノールについての備忘録

バイオエタノールとは、バイオマス(さとうきびなどの植物)から製造されるエタノールのこと。

バイオエタノールは、カーボンニュートラルなので温室効果ガス削減につながる。

カーボンニュートラル
バイオエタノールの消費は、植物が吸収したCO2を燃焼によって大気中に戻すだけなので、炭素収支は±0。(石油の場合は、地下にある炭素を空気中に放出するので、炭素収支は増える)


環境省や農水省は、エタノールをガソリンに直接混合する方式(E3)、経産省と石油連盟は、エタノールに石油ガスを混ぜた燃料(ETBE)をガソリンに混合する方式を導入しようとしている。

エタノール直接混合方式

エタノール直接混合方式は、ブラジルやアメリカですでに実施されている。

E3とは、エタノール3%混合ガソリンのことである。(E10なら10%混合)

すでにE3については、既存車両でも国内で使用可能。ブラジルではE100対応の自動車もある。


問題点としては、

・エタノールは水分と結びつきやすいので、高温多湿な日本では水分と結合して不具合を起こす可能性があること。

・これを避けるため、油槽所や給油所で防水対策などに設備投資が必要となり、さらに給油段階に近い過程でガソリンと混合する必要があること。

・エタノールは、ガソリンより揮発性が高いので、直接ガソリンに混ぜるとさらに気化しやすくなり、大気汚染の原因になるかもしれないこと。

・給油所での混合が可能なため、品質管理が一元的におこなえないこと。

などが挙げられる。

ETBE方式

ETBE方式は、ドイツやフランスなどで実施されている。

ETBEは、ブタンを異性化させたイソブテンとエタノールを4対3の割合で混ぜて製造される。

ETBEの最大の利点は、性質がガソリンとほぼ同じなので、既存インフラがそのまま使えること。
さらに、ガソリンに混入してから出荷するので、製油所で一元的に品質管理がおこなえること。


問題点としては、

・ETBEの毒性に関する調査が進んでいないこと。【環境庁資料:PDFファイル】
石油連盟側では、「2007年末に有害性・発がん性などの調査とリスク評価を行う」と言及している。

・高濃度のETBEは人体への影響があることは立証されている。エタノールと違って、ETBE100%はありえない。

共通の問題点

・高コスト。
・食糧問題への影響。穀物の高騰。
・インフラ整備。アルコールによる腐食への対応。
・発熱量が小さいので燃費が悪い。
・蒸気圧が低いので冷間時の始動性が悪い。など


実証試験段階なので、様々な問題があるのは仕方がないかもしれないですが、足並みは揃えて欲しいところです。
個人的には、既存の車にはETBEから始めたほうが混乱は少なく、普及も早いのではと思います。(毒性がクリアできればですが。)
しばらくは、エタノールプラントで作ったエタノールを石油元売りが買って、ETBEに加工するのはダメですかね?減税して。

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