今日来られた長距離トラックのお客さまに、「アドブルー入れてくれ!」と言われました。
スイマセン、うちには置いてないんです、アドブルー。
アドブルーとは?
そもそも、アドブルーとは「尿素水溶液」のこと。
ディーゼルエンジンのNOxの削減方法として、日産ディーゼルから発売された新技術「尿素SCR(選択還元触媒)」に使用されます。
尿素SCR(選択還元触媒)
排ガス内に「アドブルー<adblue>」を噴射することで、尿素がアンモニアに変化します。
このアンモニアと窒素酸化物がSCR触媒内で化学反応をおこし、無害な窒素と水になるという技術です。
つまり、軽油のほかにアドブルーを補給しないとダメなんです。
こんな感じ。
(出典:NEDO)
そこで補給ステーションが必要になるわけですが、トラックステーションや日産ディーゼルの販売店など、すでに全国1,500ヶ所が整備されています。
ただし、島根にあるのは9ヶ所…。鳥取に8ヶ所…。
しかも9号沿いにしかありませんのでお気をつけ下さい。
ちなみにホンダの新ディーゼルエンジンは、アドブルー<adblue>が必要ありません。
触媒内でアンモニアを生成してNOxと反応させる技術だそうです。
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