石油連盟によると、元売各社の灯油在庫が、需要最盛期にもかかわらず増加しているそうです。
灯油の在庫は、10月から11月に500万KL程度でピークを迎え、4月から5月まで減少し続けて200万KLを割る程度で落ち着くのが通常のパターン。
需要最盛期の12月に在庫が増加するのは異例です。
原因は、出荷量が前年比70%台まで落ち込んでいること。
通常は平年より”寒い”と出荷量が増加、”暖かい”と出荷量が減少。(当たり前か…)
今年の寒さは”平年並み”なのに、出荷量大幅減少。
近年の原油高騰で、予想以上にエネルギーの転換が進んでいるのかもしれません。
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