先日のニュース。
原油価格がまた1バレル60ドルを割ってきました。
よく聞かれるんですが、
原油価格が上がると小売価格はどれくらい上がるのか?
いつもすぐ答えられないので…(-_-;)まとめておきます。
計算に用いるのは、
1バレルの原油価格
為替レート(1ドル=何円)
そして、
1バレル=159リットル
原油価格と為替レートという変動する数値が2つある上に、1バレル=159リットルってのを覚えてないから答えられないんですね…。よくわかりました。
さて、
為替が1ドル($)=120円として、1バレル(bbl)の原油価格が1ドル($)上がると、
1($/bbl)×1/159(bbl/L)×120(円/$)=0.755(円/L)
この場合原油価格が1ドル上がるとガソリン価格が0.755円上がる。
これを簡単にすると、
120(円)÷159(L)=0.755(円/L)
ということは、<ドル・円の為替レート>を159で割ればいいのか。
まとめると、
1バレルの原油価格が1ドル上昇すると、
為替レート/159(円/L)
日本のガソリン価格が上昇する。
ということですね。
為替レートが1$=100円で、原油価格が5ドル上がった場合は、
100/159×5=3.1円(/L)
ということです。
今なら1$=117円なんで、117/159=約0.74円か。
まあ先物なんで影響はもうちょっと先ですね。
追記:2008年10月から導入された新価格体系により、原油価格の変動が即仕入価格に反映されるようになりました。
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