昨日(2018/2/9)午前の島根県は、上空の寒気と放射冷却現象の影響で、記録的な冷え込みとなりました。
気象庁の観測データによると、
県内3地点で観測史上最低気温を記録
したようです。
出雲・鹿島・斐川で『日最低気温』の観測史上1位
横田・吉賀で観測史上2位
掛合・瑞穂・海士で観測史上3位
松江・赤名・川本・弥栄で観測史上4位
例えば出雲では-8.4℃、
過去40年間で最も寒い日だった
ということになります。
そして、
斐川では氷点下12.5度を記録
寒っ!(((;゚Д゚)))
ということで、県内の観測地点を調べてみました。
松江 -7.0度 観測史上4位
鹿島 -9.9度 観測史上1位(2位は2/8)
斐川 -12.5度 観測史上1位(2位は2/8)
出雲 -8.4度 観測史上1位
横田 -13.0度 観測史上2位
掛合 -8.4度 観測史上3位
赤名 -12.6度 観測史上4位
川本 -7.3度 観測史上4位
瑞穂 -14.7度 観測史上3位
弥栄 -13.8度 観測史上4位
津和野 -7.8度 観測史上9位
(2/8が-9.1℃で観測史上2位)
吉賀 -10.8度 観測史上2位
(2/8が-12.0℃で観測史上1位)
海士 -7.8度 観測史上3位
大田・浜田・西郷は該当なし
2/7の大雪と同じく出雲・斐川、島根半島で観測史上最低気温を記録したようですね。
ちなみにこれまでの1位の記録は、ほとんどの地点で、
1981年2月26日~28日
五六豪雪(昭和56年豪雪)の後に来た、1981年2月の寒波襲来時です。
訪日中だったローマ法王になぞらえて「法王寒波」というそうですが、戦後最強クラスのこの寒波がたたき出した極値が観測史上最低気温になってました。
今回はそれに匹敵するような最強クラスの寒波だったんですねー。
そして明日から寒気と共にJPCZが再び襲来…(´Д⊂ヽ
※うひちゃんさんから情報いただきました。ありがとうございます!
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コメント(4)
MSI | 2018年2月18日 06:43 | 返信
ちなみに、「法皇」は「太上法皇」の略で、仏門に入った太上天皇(上皇)のことです。
あー法皇じゃなくて法王ですね…(;・∀・)
ありがとうございます。あー、ウィキペディアが間違ってるじゃん…。
MSI | 2018年2月13日 16:59 | 返信
同日、鳥取の境において-8.1℃で史上3位だったようです。
境は、1883年から(島根県と鳥取県の併合解消が1881年)統計開始ですから
(1位は1904年の-9.7℃)。
島根県の最古参は浜田の1893年開始(1位は1981年の-7.6℃)。他に県庁所在地より港町が優先されたところは、宮城の石巻、千葉の銚子、香川の多度津(四国の鉄道発祥の地なので「港町」ではないのかも)。浜田と多度津には、積雪計の設置無し。
ちなみに、東京は1875年開始(1位は1876年(!)の-9.2℃)。
県内は浜田が一番古いなーと思ってたんですよ。なるほど、港町ってことなんですね。