出雲で12万年前の石器発見 

日本最古の約12万年前とみられる前期旧石器時代の石器が、
出雲市多伎町の砂原(すなばら)遺跡で発見されました!!
場所は「道の駅 キララ多伎」のすぐ前です。
「こんなところに遺跡あったっけ?」と思いましたが、
発見者の成瀬教授が、先月8月8日、
地質調査中に偶然発見されたそうです。
島根の旧石器時代の遺跡は宍道湖周辺に固まってますが、
いずれも後期のもの。
ていうか、前期旧石器時代の遺跡は今まで全国でも皆無です。
(ねつ造はありましたが)
砂原遺跡が確定されれば、国内最古!!
何年か前に、
「長崎で約10万年前の地層の中から石器が発見」
というニュースがありましたが、
層位が明瞭とはいえないということで断定されませんでした。
各報道を見ると、今回は層位に関しては問題なさそうですね。
あとは本当に石器なのかどうか?
素人目では割れた自然石にしか見えませんけど… (。・x・)ゝ
今後の調査が楽しみです。
ちなみに今後の予定は…
■調査報告会
 2009年10月4日(日)10:30~
 多伎コミュニティセンター 大ホールにて
 参加費無料 事前申し込み不要
 
■調査速報展示
 2009年10月10日(土)~10月25日(日)
 島根県立古代出雲歴史博物館にて

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