オクタン価とは?

オクタン価についてよくご質問を頂きますので…。

オクタン価って日本だとあまりなじみがないんですが、海外だとオクタン価が表示されているガソリンスタンドをよく見ますね。

アメリカのガソリンスタンド オクタン価表示

ハイオク=ハイ・オクタン価です

オクタン価とは

ガソリンエンジンにおける燃料のノッキングしにくさ(アンチノック性)を示す指標

です。

この指標は、ノッキングの起こりにくい成分<イソオクタン>と、起こりやすい成分<ノルマルヘプタン>を様々な割合に配合した時のアンチノック性を計測したものを0から100として、対象のガソリンがどの混合比のときと同じアンチノック性を示すかを表したものです。

つまり、オクタン価90のガソリンは、イソオクタンとノルマルヘプタンが90:10の混合比の試料と同じアンチノック性があるということを表しています。

日本工業規格(JIS)では、

オクタン価96以上のものをハイオク
オクタン価89以上のものをレギュラー

と定めていますが、実際日本で販売されているガソリンは、

ハイオク オクタン価 98-100
レギュラー オクタン価 90-93

のものが販売されています。

ちなみにうちのガソリンスタンドで販売しているハイオクガソリンキグナスα-100のオクタン価は、その名のとおり「100」です。

ハイオクガソリンα-100

コチラも合わせてご覧ください。

レギュラー指定車にハイオクを入れると燃費がよくなるか? – うんせきブログ

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