一昨日の日経新聞に載っていた記事、
「住みやすさ」1位は松江市 経産省調べ 生活の質に魅力
■「住みやすさ」1位は松江市 経産省調べ、生活の質に魅力:日本経済新聞
経産省が、通勤時間の短さや自然環境など「生活の質」にいくら支払う価値があるのか調べたもので、松江市に住む価値は年間で194万円。全国1,741の市区町村中1位だった…
とのことでした。
記事のソースを見てみると…
元のデータは経産省の『第9回 日本の「稼ぐ力」創出研究会』の資料4。
地方への移住・回帰の動きを後押しするため、生活コストを「見える化」するというものです。
■日本の「稼ぐ力」創出研究会(第9回)‐配布資料(METI/経済産業省)
食料費や賃金収入など、目に見える「金銭的コスト・ベネフィット」とは別に、利便性や安全性などを評価した「非金銭的コスト・ベネフィット」を算出。
これをシステム化することによって、地方への移住を希望される方が移住先を検討する際に、利便性や安全性なども数字により比較できるようになります。
で、このシステム内における「非金銭的コスト・ベネフィット」=「地域の暮らしやすさ指標の貨幣価値」をランキングすると松江市が1位だった。ということですね。
(よく読むと「30代・郊外志向・夫婦子供世帯」という条件がついてる気もしますが…)
ランキングを見てみると…
1位 島根県松江市 194万円
2位 島根県出雲市 193万円
3位 島根県江津市 193万円
4位 鳥取県米子市 191万円
5位 福井県小浜市 191万円
島根県内のランキングかっ!
全国ランキングとは思えない偏り具合(笑)
ただ、評価項目を見てみると…
通勤通学時間の短さ
子供に対する先生の目の届きやすさ(子供数/先生)
大地震発生率の低さ
周辺の緑の多さ
空気のきれいさ
地域でとれた食材の入手しやすさ
確かにこういう項目だと山陰地方はどの都市も高い数値が出そうです。
松江市が1万円高いのは『大学までの距離』が近いからかな…(-。-)ボソッ
それでも、このシステムが実際に運用されるとなると、島根県は移住者獲得に有利ですね。
ちなみに「金銭的コスト・ベネフィット」=「家計収支」も合わせたランキングの色分け日本地図が最後に載ってましたが、おそらく松江市は700位台じゃないかと…。
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