松江・出雲圏域の路線バスに『ICOCA』導入決定!!

昨日2021年3月31日のJR西日本のニュースリリース。

松江・出雲圏域の路線バスへの交通系ICカード「ICOCA」導入について:JR西日本

それによると…

松江・出雲圏域の路線バスに『ICOCA』導入決定

一畑バスと市営バスでICOCAが使えるようになります!

ICOCA:JRおでかけネット
出典:ICOCA:JRおでかけネット

路線バスへの交通系ICカード導入は、

山陰地方では初めて!

2021/6/3追記

ICカード対応の「備北交通」さんの路線バス、「赤名線」が三次から赤名まで、「作木線」が三次から羽須美支所&道の駅グリーンロード大和まで、それぞれ県境を越えてつながってるので、山陰初ではなかったですm(_ _)m

イメージとしては境線の「車載型ICOCA」って感じですかね~。

『ICOCA』導入の概要

ICOCAを導入する路線バス事業者は、

一畑バス&松江市交通局

です。

どこまでの路線に導入されるかは不明ですが、

松江・出雲圏域の全線

レイクライン

では使えるようです。
(松江・出雲圏域にはおそらく雲南も含む)

そして、ICOCAが使えるようになると交通系ICカード全国相互利用サービスにより、「Suica」「PASMO」など10種類のカード、いわゆる「10カード」は使えるようになると思われます。

『ICOCA』導入スケジュール

導入スケジュールは…

2021年4月28日~レイクラインにてサービス開始

2021年5月29日~松江・出雲圏域の全線にて開始

2021年夏以降 ICOCA定期券開始

松江・出雲圏域の路線バスへの交通系ICカード「ICOCA」導入について:JR西日本

サービス内容等の詳細は後日

今のところ公表されてるのは以上。

まだ一畑バス、松江市交通局ともにニュースリリースはないので、後日詳細が発表されると思います。

一畑バス

松江市交通局 | 松江市交通局のウェブサイトです。

これまでの経緯

2019年3月には毎日新聞のニュースで。

JRにICOCAが導入されている松江・出雲・安来・米子・境港で導入検討。

路線バス:運賃ICカードで 松江市など20年度導入目指す /島根 | 毎日新聞

2020年9月には、松江市議会の「令和2年9月補正予算」に計上されています。

市民や国内外の観光・ビジネス客の利便性向上とバスカードシステム老朽化への対応のため、「松江市地域公共交通網形成計画」に基づき、路線バス事業者が交通系ICカードを導入する費用の一部を補助する。

松江市:市政情報:令和2年度予算の概要

また、雲南市からも補助金が出てるので、雲南市の路線もおそらく対象。

雲南市交通系ICカード導入事業費補助金交付要綱

そして、コメントで頂いた情報によると、2月には「運賃箱の手前に“ICカード準備中”と書かれた紙が貼ってある機材」が置いてあったそうですよ。

「バスカードシステム老朽化への対応」ってことは、バスカードは終了?

Tatsuさん、匿名さん、三毛猫さんから情報いただきました。ありがとうございます!

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コメント

全34件
  1. pk より:

    市は東日本大震災でLRTの構想を引っ込めたときに
    「公共交通の充実はバスの利便性を高めることで対処する」
    みたいなこと言ってたはずなんですよね
    当時からバスカードは機器がもう生産終了していて
    ICカード導入しかないという話がありました
    それから10年もたってますね
    その間に廃止になった路線もありますし
    公共交通の活性化を本気でやる気があったのなら
    市の動きがなぜこんなに遅かったのか不思議ですね

    • TKC より:

      出雲市雲南市も負担されてるし、米子境港もって話もありそうなので、そのへんも理由の一つかも?

      • ステレオ より:

        NHK鳥取のニュースによると、米子駅と皆生温泉観光センター間の日ノ丸・日交共同運行区間で、QRコードでの前売りチケット方式での実証実験をされているそうです。高速バスや連絡バスは当初から先払い式なので適していると思いますが、一般路線を通勤通学で利用する方にとっては煩わしく思うので、定期や高齢者割引など複数の機能にも対応する、JR西の車載式ICを導入したほうが良さそうです。

        • TKC より:

          確かにそうですねー。利用する側にとってはそのほうが便利だなー。

          • ステレオ より:

            実証実験は先月末までだったようです。
            鳥取市のくる梨は来月からJR西の車載型ICをされるそうで、キャッシュバックのキャンペーンもあるそうです。米子市はまずだんだんバスに導入して様子を見るのが良いのではないかと思います。

  2. ステレオ より:

    安来市内は僅かな区間しか運行していないので、安来市からの補助金は出されていないようです。
    交通局と一畑バスのHPによると、ICOCA定期券は夏以降だそうです。また、出雲市全員協議会の資料によると、一畑電車でもICカードの導入が計画の中に入っているようです。

    • TKC より:

      確かに松江出雲雲南の3市だけでした。先のことを考えると、一畑電車でも使えるといいですね。

  3. 匿名 より:

    一畑バスHPによると
    「島根県共通バスカードは引き続きご利用いただけます。」とのこと。
    よくよく考えたら、『石見交通』が使えたんだよね…
    ここもICに対応したら時間の問題だろうけど。

    • TKC より:

      そうかそうか、そうですよねー。

      • ステレオ より:

        交通局のHPによると、共通バスカードが令和4年9月30日をもって発行終了、利用期限は令和6年3月31日までだそうです。なので、それ以降は実質、石見交通専用カードとなってしまいます。1割得なのでICカードより条件は良いのですが、機器も古くなってきているので仕方ないです。日ノ丸米子支店発行の安来節柄のカードは大事に保管したいと思います。

        • TKC より:

          やっぱりそうなんですかー。ある程度余裕を持たせて移行っすね。

          • ステレオ より:

            一畑電車の入札公告によると、有人駅の券売機が更新されるそうで、ICOCAやQRコードなどに対応した機器となるそうです。駅構内や車載型のIC改札機はもうしばらく先でしょうね。

          • TKC より:

            券売機ですかー。なるほど、手始めとしてそういう方法もあるのか。

          • ステレオ より:

            調べたところ、松江市在住の障害者向け優待バスカードは震災避難者向けのだんだんパスポートのようなフリーパスではなく磁気カードとなっていて、ICカードへの移行が必要になるようです。バスカードからICカードへの移行に余裕があるのはそういった関係もありそうです。優待ICOCAの無償配布ができるかどうかが難しそうです。

  4. ステレオ より:

    高速バスのいさりび号は3社ともIC対応で、飯南町と美郷町はIC対応の備北交通が運行しているので、厳密に言うと山陰初ではないです。

    • TKC より:

      えっ!備北交通!赤名線がありましたか。作木線も羽須美支所とグリーンロード大和まで行ってるんすね。知りませんでした。確かに山陰初ではない…。

  5. ステレオ より:

    米子周辺で実証実験中のY-MaaS・わいわいパスですが、期間が12月末まで延長されました。ICカード決済機器が不要なので、松江でも取り入れられると良いと思います。
    ちなみに、松江では八束と美保関にAIデマンドバスを導入されるようです。どの区間なのか全くわかりませんが、松江市街へ向かうバスとの乗り継ぎや境港への利便性は重要に思います。

    • TKC より:

      そうですねー。松江でもやられたらいいと思います!

      • ステレオ より:

        まつえのるーとが3日から運行開始しましたが、以前の定期路線より好評だったようで、複数の方が乗られたようです。当日予約もできて、電子マネーやクレジットでも支払いできるのが便利です。競合路線への配慮もさほど必要にないので、一畑バスとの連絡が必要な路線やスクールバス混乗便以外はすべてAIデマンド化しても良いと思います。

        • TKC より:

          ついに始まりましたねー。「のるーと」って西鉄と三菱商事が出資した会社でしたよね。松江市の運営なんですかね。

          • ステレオ より:

            HPを確認したところ、実施主体が松江市、運行事業者がいやタクシーでした。自家用ナンバーの美保関コミュニティバス以外は入札方式なので、会社さんが変わるとなると、設備などの引継ぎも必要になりますね。
            斐川町内は出雲市都市公社が循環バスを実験的に運行していましたが、短期間で終了となりました。斐川はAIデマンドのほうが最適だと思います。

          • TKC より:

            いやタクシーさんでしたかー。ありがとうございます。

  6. ステレオ より:

    バスまつりを今年から再開されるそうで、今月18日開催だそうです。

  7. ステレオ より:

    石見交通と津和野町内を運行する防長交通のHPによると、来年3月頃からICOCAを導入されるそうです。それに伴い、島根県共通バスカードと山口県共通バスカードも順次終了となるそうです(回数券は継続?)。津和野町と吉賀町は導入支援をされたことを確認しました。これで越境運行する路線も含め、県内全ての公営・民営バスへの導入が完了となります。あとは鳥取県側がどうされるかですね。

    • TKC より:

      ありがとうございます。一回まとめんといかんですね。

      • ステレオ より:

        浜田市議会の資料にICカードの導入支援のことが載っていました。石見地方の全市町村と県外市町村(萩市と芸北地区の市町村?)が石見交通に補助をされるそうです。イワミツアーは載っていませんが、バスカードからICカードへ移行されるそうなので、石見交通に組み込まれていると思います。防長交通は津和野の僅かな区間だけなので、山口側の補助のみでしょうね。

        • ステレオ より:

          石見交通の公式HPによると、ICOCAは3月22日から開始されるそうで、バスカードの販売は7月31日までだそうです。バスカードの導入当時は中国JRバスや日ノ丸バスも含め5種類ありましたが、今回ですべて廃止です。ICOCAのみ、バスカードのプレミア機能を引き継いだ10%の割引(ポイント付与や乗り継ぎ割引は無い?)があるそうなので、交通局や一畑バスも導入してもらいたいです。

          • TKC より:

            へぇーICOCA10%割引ですか!スゴいですね。

          • ステレオ より:

            ICOCA定期券は開始までもうしばらくかかりそうです。
            HPを再度確認したところ、浜田管内の広島行きの便に導入されているPASPYは3月21日をもって終了だそうで、全てICOCAに統一されるされるそうです。PASPYも10%割引があり、広島のバスと共同運行であることから、いろんな面で偏りが出ないよう独自にICOCAでの10%割引を導入されるのではないかと思います。行き帰りで違うバス会社だとカードを使い分けないといけないのが面倒なので、広島のバスカードが現役の時代でされていた、磁気式のいさりびカードは柔軟性のある画期的なシステムだったと思うところです。

    • カリメロ より:

      県内全ての公営・民営バス
      隠岐地域を除くってやつですね…

      • ステレオ より:

        隠岐はバスカード自体導入されていませんので、IC導入はバスカード設備の撤去がメインのような気もします。離島向け交付金がIC導入に活用できると良いのですが。

        • 匿名 より:

          隠岐の場合はフェリーで使える方がありがたいのではないかと。本土間は金額的にクレカのほうがいいですが、内航船の定期IC券とかは良さげだと思います。

  8. ステレオ より:

    くる梨のICOCAはテレビで取り上げられていましたが、石見交通はありませんでした。いさりび号の定期券は他社の便がPASPYなので、IC化できるかどうか難しそうです。これで、予約制の高速バスしか無い中国JRバス島根支店以外はすべて導入が完了しました。
    防長交通の萩津和野線は来年3月頃からだそうです。

    • ステレオ より:

      防長交通では今月23日から、津和野も含めた全路線でICOCAが利用できるようになります。
      島根県東部ではバスの最終便の繰り上げや路線短縮、金額式ICOCA定期券への移行など複数変更点があり、交通局については松江市のHPに詳細な資料が載っています。

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