来月1日(6/1)は、ガソリン大幅値上げとともに、
改正道路交通法の施行日でもあります。
今回の主な施行内容は、
■後部座席シートベルトの着用義務化
■高齢運転者標識(もみじマーク)の表示義務化
■聴覚障害者の保護に関する規定の整備
■普通自転車の歩道通行可能要件の明確化
■乗車用ヘルメット着用努力義務の導入
です。
中でも、一般ドライバーにとって影響が大きいのは、
「後部座席シートベルトの着用義務化」と「もみじマークの表示義務化」
<後部座席シートベルトの着用義務化>
現在、高速道路におけるシートベルト着用率は、運転席98.2%、助手席93.0%に対して後部座席は12.7%。
しかし、非着用者の致死率は着用者の約4倍。
もしものリスクを考えると、まあ着けたほうがイイにきまってます。
ただし、2008年6月1日から義務付けられるのは、「自動車高速道・自動車専用道」においてのみ
前席のシートベルトが義務付けられた時(1985年)は、
最初の1年は「自動車高速道・自動車専用道」のみ、翌年から一般道も。
という流れだったので、2009年からは一般道でも罰則付きで義務付けられるんじゃないでしょうか。
<もみじマーク(高齢運転者標識)の表示義務化>
現在は、
・70歳以上の高齢運転者は、高齢運転者標識を掲示する努力義務がある
という規定ですが、2008年6月1日からは、
・75歳以上の者は、高齢運転者標識を付けずに車を運転することを禁ずる」
・70歳以上75歳未満の者は、高齢運転者標識を掲示する努力義務がある」
となります。(ただし少なくとも1年間は、指導にとどめるそうです)
高齢者の事故が増えているから…という理由だそうですが、
それは「高齢者が増えているから」だと思いますが…(;・∀・)
年代別の事故率で見ると、60歳から75歳の事故率は悪くないらしいです。
ただ、島根県は自動車免許保有者の約20%が65歳以上ですからね。
そのうち「5台に1台はもみじマーク」という状態になりそうです。
>島根県警:道路交通法の一部改正について
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