ガソリンスタンドの『地下貯蔵タンク』。
地下に埋められてるのでめったにお目にかかれない代物です。
弊社では今年の初め…
セルフ宍道SSの地下タンク入換工事
を実施しました。
その時設置した地下タンクがコチラです!FRP製。
2010年6月の消防法改正で、
40年以上前に設置された地下タンクは改修が義務化
されました。改修するか廃業するか。
うちの宍道SSは昭和41年オープン、今年で48年目です。
閉店されるGSさんが相次ぐ中、今回は改修(入換)を選択。
(既に使用していなかった)オープン当時のタンクの撤去工事と、今年で40年を迎えるタンクに代わる新しいタンクの設置工事を実施しました。
本社前のコンクリートをはつり…
鋼矢板を打って掘削。
基礎コンを打設して…
新しいタンクを設置します。
最後に埋め戻して配筋、コンクリート打設で完了。
ちなみに掘り出した地下タンクがコチラ。
すでに廃止済のオープン当時のタンク(48年目)です。周りの黒いのは『アスファルト』。昔は漏洩防止のためにアスファルトやモルタルを巻いていました。
掘り出すときにバックホーのバケットでアスファルトが剥げ、キズが付きましたが、腐食などはなく良好な状態でした。
昔のタンクはこのように鋼製の一重タンクでしたが、今回設置した最新のタンクはFRP(繊維強化プラスチック)の二重構造。
強い・錆びない・漏れない。
かなり費用はかかりましたが、これでしばらく安心です。
以上、超久しぶりのガソリンスタンドネタでした。
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