「松江第五大橋道路」 東津田工区です。
東津田工区は、大橋川橋梁の終点部から、
天神川、(都)小浜堂の前線、JR山陰本線、国道9号線、馬橋川を跨ぎ、
国道9号松江道路(山陰道)「松江JCT」に至る1,410mの区間です。
この区間はすべて高架橋で、区間内にICが一ヵ所存在します。
そのICが「国道9号IC(仮称)」。ハーフインターチェンジです。
一般的に、ICは上り線・下り線それぞれに出入口があるのが普通。
これに対していずれかの出入口を欠く場合に「ハーフIC」と呼ばれます。
国道9号ICの場合、形状は北向きのみの構造。
つまり、
・9号線から西尾方面(第五大橋方面)へ行く車
・西尾方面(第五大橋方面)から9号線へ降りる車
のみ利用できます。
逆にいえば、山陰道(松江道路)からきた車はこのICでは降りれませんし、
このICから山陰道(松江道路)方面へは行けません。
が、
国道9号から山陰道(松江道路)への乗り入れは、
第五大橋道路の西側に新設される、
「(都)東津田中央線」
を利用すれば可能です。
この道は、山陰道の側道へ直結しますので、
そのまま矢田ICもしくは松江東ICから山陰道に乗ることができます。
概略図。
東津田中央線は、「小浜堂の前線」までつながるので、
(小浜堂の前線はコジマの裏、マルサンとかファミマとかある道)
第五大橋道路に乗らないときでも便利になりそうです。
…
さて、最後に現場の写真。
国道9号を跨ぐところ。国道9号から山陰道方面を撮ってます。
左から2番目が出口の橋台(たぶん)
一番右に見えるのが入口の橋台(たぶん)
ここは入口・本線・本線・出口・東津田中央線と、
橋脚・橋台が5基!9号線沿いに一列に並びます。
ここが9号線からICへ進入する道。左にヤマトさん、右にファミマ。
小浜堂の前線から9号方面を望む。
大橋川橋梁方面に進んだところ。現在、橋脚を作ってるところです。
さらに進んで大橋川のほとり。奥に見える橋脚は大橋川橋梁のです。
立退きと周辺の道路整備がかなり進んでいるため、
あまりにも風景が変わっていてビックリしました。
明日は最後の松江JCT付近レポです。
コメント
全4件
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はじめまして。
いつも読ませてもらってます。
以前第五大橋について調べたことあるんですが、結局どこを見てもよくわかりませんでした。
この概略図はすごくわかりやすいです。とてもよくわかりました。
こういうのはご自分で描かれるんですか? -
TKCさんは記事の内容が完璧でとてもすばらしいと思います。このようなブログはなかなかありませんよ。松江国道事務所の方もこのブログを見て勉強してもらいたいです。
小浜堂の前線というのはめずらしい名前ですね(○○道路とか○○通りならわかるのですが)。どのような由来でその名前になったのでしょうか。あと、(都)というのはどういう意味なのですかね。 -
>macmucさん
はじめまして。
コメントありがとうございますm( __ __ )m
ワタシもよくわからなかったので、調べて描いてみました。
伝わるかな~と心配してましたが、よかったです(・∀・)
たぶん合ってると思います…。たぶん。 -
>ステレオさん
ありがとうございます~m( __ __ )m
小浜堂の前線は「小浜」から「堂の前」までの道路じゃないですかね?「松江木次線」みたいな。
(都)は都市計画道路です。
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