「縁結び大橋」ネタで、もうひとつ。
「縁結び大橋」の橋げたは、
「耐候性鋼」
という鋼が使われてます。
「耐候性鋼」というのは、あらかじめ”さび”を発生させた鋼で、
安定した”さび”が表面にできているため、それ以上さびない、という鋼。
さびをもってさびを制す、的な。
無塗装、メンテナンスフリーでいけるというメリットがあります。
逆に、
「最初からさびてる!」ということで誤解されがちなのがデメリット。
「手抜き工事じゃないの?」とか(笑)
でもさびの茶色は、特に山間部では景観的に調和するため、
よく見かけるのは雲南市内。最近では54号里熊大橋歩道橋とか。
こちらは尾道松江線の下熊谷橋。
<島根県雲南市三刀屋町>
通常はこんな色なんですが、
「縁結び大橋」の橋げたは黒。
景観に配慮して表面処理がしてあるようです。
「マットな黒」
なんか松江城っぽくていいですね。
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