今年も大発生中
宍道湖のアオコ
今年も過去2年と同様、8月29日から全域で発生(7/3に初確認)
こちらは9月13日の写真ですが、2~3日前もかなりひどかった~。
そして一昨年のアオコ発生と時期を同じくして繁茂しだした水草も。
たぶん新聞報道にもあった「オオササエビモ」かな。
玉湯のバイパス沿いなんかスゴイですね。
こちらもひどい来待付近。
水草は魚の産卵・発育・生息の場として重要。
そして水質の浄化にも寄与するのでないと困る。
「適度」な水草繁茂ならいいんですが…。
大量の水草繁茂による悪影響としては、
・漁船の航行に支障をきたす
・枯死した水草が堆積→固定されてた栄養塩が回帰
・漂着した水草が腐敗→悪臭が発生
・宍道湖底層付近の溶存酸素濃度が低下
・景観の悪化、特にゴミが引っ掛かって最悪
などなど。
アオコ大発生や水草繁茂の原因はよくわかってないみたいですが、
宍道湖がキレイになって水中の光環境が改善したから水草が繁茂
というのは、アオコの大発生と矛盾してる気がするなー。
猛暑による水温の上昇?塩分濃度の低下?
塩分濃度の低下の原因は?
尾原ダムの影響は?
斐伊川放水路が完成するとどうなる?
水位が下がると光条件がさらに向上?
大橋川拡幅すると海水の遡上が増える?
県や市も本格的な調査に動き出してるそうなので、なんとか解明してもらいたいもんです。
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