奥出雲町三沢の「三津池」
国道314号沿い、トウトウの滝から三成方面へ数百mの場所です。
三成から木次方面へ走っていると、道路脇に看板があります。
出雲国風土記所載「三津池」
出雲国風土記、仁多郡三澤郷条によれば、
大穴持命(大国主命)の御子、阿遅須伎高日子命(アヂスキタカヒコノミコト)は、髭が長く伸びるまでになっても、昼も夜も泣くばかりで言葉を発することが出来なかった。
大神は、御子が泣くわけを知るため夢見を祈願したところ、夢に御子が現れた。目覚めてから御子に問うと、「御津(御澤)」と言った。それはどこか尋ねると、向かいの川岸の坂の上に行き、「ここだ」と言った。その沢の水で御子は禊(みそぎ)をして健康になった。
また、新任の出雲国造が、朝廷に神賀詞を奏上する際に、この湧水で禊をして上京した。
大神は、御子が泣くわけを知るため夢見を祈願したところ、夢に御子が現れた。目覚めてから御子に問うと、「御津(御澤)」と言った。それはどこか尋ねると、向かいの川岸の坂の上に行き、「ここだ」と言った。その沢の水で御子は禊(みそぎ)をして健康になった。
また、新任の出雲国造が、朝廷に神賀詞を奏上する際に、この湧水で禊をして上京した。
と記載されています。
このお話に出てくる“沢”が「三津池」のようです。
実際に見てみたいと思ったんですが…
えっ?ここを登るんですか?Σ(゜Д゜;
通りがかりにちょっと寄るレベルではなさそうなので、
今回は断念しました…(´ヘ`;)
ちなみにこの“沢”の場所については、
同じく奥出雲町三沢の三沢城跡にある「三沢池(刀研池)」である、
という説もあるそうです。
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