あけましておめでとうございます
本年も「うんせきブログ」「雲南石油」ならびに「コインランドリーウォッシュプラス」をよろしくお願いいたします。
さて、今年の干支は「馬」
ということで、トップ画像は、
物部神社のパーソロン号銅像
です。
大田市にある石見国一宮、物部神社。
物部氏の祖、宇麻志摩遅命(うましまぢのみこと)を御祭神とする神社です。
昨年2013年が、社殿創建1500年
その境内に入って左側に鎮座するのがこのパーソロン号の銅像。
シンボリルドルフの父としても有名なパーソロンの銅像がなぜ物部神社に?の理由はコチラの碑に書いてあります。
神馬 奉納の由来
和田家第九代孫二郎(明治44年没す)の遺志により、第十代孝一郎(昭和51年没す)は、25年後の大正9年2月に、等身大の馬の銅像を東京都の伊藤国男先生に依頼作製、奉納し、その遺志を果たしました。
そして、約25年の間、当社の境内に鎮座し、風雪にも負けず、雄姿は本殿を迎ぎ、国の平和を願ってまいりましたが、不幸にも第二次世界大戦により国力の一助として銅像の供出の止むなきに至り、昭和18年に解体されました。時代の過ぎ去るのは早いもので、既に45年が経過致しました。日夜その再建を願って居りましたが、福岡県の彫塑家堤磐夫先生の製作による銅像が、3年余りの歳月を経て完成致しました。
本日、午年の節分の佳き日に、皆様方の御協力により再建することが出来ましたことを本懐に想い喜びにたえません。
平成2年2月3日
氏子 和田家 第11代 和田共弘
名馬 パーソロン号
父 マイリージャン
母 パレオⅡ(その父 ファリス)
1960年(昭和35年)アイルランド産牡馬、鹿毛
1963年(昭和38年)シンボリ牧場 和田共弘輸入
1985年(昭和60年)北海道シンボリ牧場にて没す
パーソロン号は、日本に於いて、種牡馬として供用(昭和38年より昭和60年迄)、その間、常に好状態を維持し、産駒を順調に育成されました。産駒の日本中央競馬に於ける成績はチャンピオンリーディングサイアー(年間の種牡馬産駒の成績日本第1位)になること6回(3才も含む)チャンピオンブルードメアーサイアー(産駒の母の父)には平成元年迄連続3年日本第1位の成績を収め、又、昭和59年、60年にはシンボリルドルフ号により三冠(皐月賞、ダービー、菊花賞)を制し、ジャパンカップ(世界の名馬参加)、天皇賞、有馬記念(日本第1位を決定する競争)に2連覇、七冠達成の日本競馬史上空前の名馬に君臨致しました。
パーソロン号は数多くのクラシック馬を生産すると共に、シンボリ牧場の繁栄の基礎を築きました。
産駒の総収得賞金は、136億円(現在)に達しています。
我国の馬産改良に、不滅の功績をあげることが出来ます事は、之も偏に神より授ったものと感謝しています。
シンボリ牧場の創設者、故・和田孝一郎氏は大田市川合町の出身だとか。それで和田家が物部神社の氏子ということみたいですね。
また、島根にはルドルフの異名「七冠馬」を冠する日本酒があります。
横田の簸上酒造さんが醸造されている「清酒 七冠馬」。
これはシンボリの和田家と簸上酒造さんが縁戚関係にあたるため、「七冠馬」というルドルフの「二つ名」の使用が許されているんだそうです。
ちなみに物部神社にも吉田くんがいましたヨ(笑)
宇摩志麻遅命が鶴に乗って(確か越の国から)御降臨された伝説から、物部神社の御神紋は太陽をバックにした「ひおい鶴」。その「ひおい鶴」バージョンの吉田くんです。よう許可おりたな(笑)
コメントする