久戸千体地蔵

松江市宍道町東来待、来待ストーンのすぐそばにある、

「久戸千体地蔵」

前から気になっていたんですが、
昨日近くを通ったので10分ほど寄ってみました。

より大きな地図で 久戸千体地蔵 を表示
久戸千体地蔵
 
ここを登って行きます。
久戸千体地蔵
 
あまり整備されてないので、なかなか危険。
久戸千体地蔵
 
上の方は竹林です。
久戸千体地蔵
まあ登るといっても5mくらいなので、1~2分で到着。
久戸千体地蔵
垂直に切り立った来待石の崖面に112体のお地蔵様。
高さ約50cm、奥行き約20cmほどのくり込みの中に、
お地蔵様が配列されています。
久戸千体地蔵
 
水平距離で40~50m。その数に驚きました。 
久戸千体地蔵
 
もうお顔など判別できないものが多いです。
久戸千体地蔵
久戸千体地蔵

久戸千体地蔵
 久戸千体地蔵は来待石の露頭に地蔵菩薩像を浮き彫りにしたもので、現在112体の仏像群が認められる。
 地蔵菩薩は袈裟を身にまとい、左手に宝珠、右手に錫杖を持つ像が多く、人々を極楽に導くありがたい菩薩として室町時代(14~16世紀)の頃より民間の信仰を集めた。特に六道(りくどう)(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上)より極楽に導くという六地蔵信仰は全国各地で見られ、千体地蔵の中にもその影響が窺える。
 この千体地蔵の制作者、制作年代についての記録は残っていないが、地蔵信仰の盛んになる室町時代から江戸時代にかけてのものと推定される。

昭和62年3月 宍道町教育委員会

なかなか穴場スポットじゃないですかね~。

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コメント

全7件
  1. ミッシー より:

    うわー!これはすごいですね!
    ぜひ、見てみたいです。

  2. のら より:

    来待にこんなとこがあるなんて知らなかった~!
    私も見たかったなぁ。。

  3. TKC より:

    >ミッシーさん
    ね~けっこうスゴイでしょ(・∀・)
    9号線から入って2~3分なんで行きやすいんだけど、ひっそり。

  4. TKC より:

    >のらさん
    ね~穴場っぽくね?来待ストーンのすぐ横なんだけどね~。

  5. ミッシー より:

    先日、大森の湯に入り9号線に向かう途中にありました!!道路沿いなのですぐわかりましたよ!いい天気だったので、竹の間からのやわらかい陽があたりお地藏様もきもちよさそうでした~!こんな所にこんなに沢山のお地藏様が..お顔が判別できないものが多く残念でした。

  6. ミッシー より:

    ちょっと言葉不足でした(-_-;)
    崖面にこれだけ沢山のお地蔵様が彫られているのは感動です!お顔が判別できないのも長ーい年月を感じました。

  7. TKC より:

    >ミッシーさん
    誰もいなかったでしょ(笑)それと登るのがちょっと大変ですよね。このお地蔵さんはほっとくと朽ちていっちゃうし、修復するのもアレだし、難しいですね。

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