今年の3/10に、出雲大社のとなりにオープンした
「島根県立古代出雲歴史博物館」
通称「歴博」。やっと行けました。
現在は常設展と、企画展「石見銀山展」を開催中。
世界遺産登録記念です。
常設展のほうは、「出雲大社」「出雲国風土記」「青銅器」に分かれていて、けっこうなボリュームがあります。じっくり見てると1時間じゃたりないかも。全部回るなら2、3時間は見といたほうが。
見所は、出雲大社の復元模型(1/10スケール)。圧巻。
さらに国宝の銅剣358本も超圧巻。
ちっちゃいとこでは稲吉角田遺跡の土器とか。銘三角縁神獣鏡とか。
やっぱ本で見るのと実物見るのじゃ全然違いますね。かなりおもしろかったです。
常設展と企画展セットで見ると1,300円。
何回でも入れる年間パスポートが1,500円。
絶対年間パスポートを買うべきだった…(´Д`;)
★中央ロビーの「宇豆柱」。ここはカメラOK。
これも一見の価値ありです。
コメント
全3件
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早く行かなくちゃ石見銀山展が終わってしまう?^_^;
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いま、薮田絃一郎著「ヤマト王権の誕生」が密かなブームになっていますが、それによると大和にヤマト王権が出来た当初は鉄器をもった出雲族により興されたとの説になっています。
そうすると、がぜんあの有名な山陰島根の青銅器時代がおわり日本海側に四隅突出墳丘墓が作られ鉄器の製造が行われたあたりに感心が行きます。当時は、西谷と安来-妻木晩田の2大勢力が形成され、そのどちらかがヤマト王権となったと考えられるのですがどちらなんだろうと思ったりもします。 -
こんにちは。
出雲の勢力が大和王朝の勃興に1枚かんでるのはたぶん間違いないでしょう。纒向の状況からすると。ただ出雲がイニシアティブをとっていたかどうかは微妙ですよね。わたしは(出雲人ですが…)吉備説かなーと思っています。
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