氷川神社

昨日のエントリー宍道町の氷川神社の例祭「宍道祇園祭(れんげ祭)」
で登場した宍道の「氷川神社」
「氷川神社」は、関東(旧武蔵国)周辺に約260社あり、
総本社はさいたま市の「武蔵国一宮 (大宮)氷川神社」
関東以外では、福井に12社、福島に5社、島根に2社、北海道・長崎・鹿児島に各1社なので、西日本では珍しいということになります(島根のあと1社は松江市の枕木山近く)
こんなに関東で広がっている氷川神社ですが、もともとは雲南市木次町にある「斐伊神社」から勧請されたという由緒があるそうです(一説)
出雲国造の祖神、天穂日(アメノホヒ)命の十代後の子孫が、須佐之男(スサノヲ)命を奉じて出雲から武蔵に移住し、朝廷から正式に武蔵国造として認められたという話。
で、主祭神は須佐之男命と奇稲田姫命と大己貴命(=大国主命)
出雲ではおなじみの神様です。
この宍道の氷川神社は、風土記にある宍道社とは違うようですので、
中世の祇園信仰の広まった時期にできた社でしょうか?
となると、
木次から関東へ広まって島根の宍道にUターンしてきたことになりますね。
毎日のように木次や宍道をうろうろしている私にとっては面白い話でした。

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