日本三大船神事のひとつであり、水の都松江が全国に誇る祭り、
「ホーランエンヤ」
が、今年の5月に開催されます。12年に1度のお祭り。
江戸初期から始まったとされるこの祭り、
正式名称は「城山稲荷神社式年神幸祭」といいます。
松江藩主・松平直政が松江に来てからちょうど10年目に天候不順に見舞われ、現在の松江・城山稲荷神社から現在の東出雲・阿太加夜神社に御神霊を船でお運びし、出雲の国の五穀豊穣の祈とうを行わせたことが始まりといわれています。
なんでわざわざ御神霊を阿太加夜神社まで運んで祈祷したかというと、
阿太加夜神社の神主さんが高齢だか病気だかで動けなかったから。
「神主さん来れないならこっちから行くわ~」というのが始まり(笑)
(…と聞きました)
でお祭りの内容は…
約100隻もの船が大橋川・意宇川を下り、
10km先の阿太加夜神社に至る「渡御祭」
阿太加夜神社で行われる「中日祭」
そして松江に帰る「還幸祭」があります。
こんな感じ。
このうち5隻が豪華絢爛に飾られた「櫂伝馬船(かいでんません)」と呼ばれる船で、船上ではホーランエンヤの掛け声と共に歌舞伎風衣装の役者が「櫂伝馬踊り(かいでんまおどり)」を披露します。
(上のポスターが櫂伝馬船)
12年に一度行われるお祭りなので、前回は平成9年。
県外にいたので見てません(;∀;)
その前は昭和60年。私は小学生でしたがけっこう鮮明に覚えています。
なので個人的には24年ぶり。ありがたや~(-∧-)
>2009ホーランエンヤ公式サイト
コメント
全5件
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昭和60年のホーランエンヤでは、友人が船上で踊っていました。(^。^)
以前はパチンコ屋でたまに出会っていましたが、今は何をしているものやら・・・
12年に一度、彼の事が思い出されます。 -
>某協力会社員さん
ごぶさたです。
すごいですね。剣櫂や采振って超大役でしょう!
こちらの方におられるなら今年出られるかもしれないですね。 -
小学三年生の子供が、研究発表でホーランエンヤの事を調べたいとい言い出し公式ホームページなどを閲覧し私なりに理解をし子供に説明したのですが、逆に質問攻めにあったりして…助けて~…子供にもわかりやすいような資料をご存じの方は、教えてください。
ちなみに、このブログの冒頭に書いておられる内容は、非常にわかりやすくホーランエンヤの事を表現しておられますね。
図書館に行けば、何か資料があるのでしょうか?
(記念館にと思ったのですが、まだ、出来ていませんでした…ガックリです)-
こんにちは。スイマセン、ワタシはネットの情報しか。。。
コチラのpdfなんかはけっこう詳しく書いてあります。
http://www.web-sanin.jp/matsue/plover/library/chidori/079.pdf
もっと詳しくということであれば、このpdfの右下に「参考資料」が書いてありますので、そちらを参考にされてはどうでしょう?-
早々に資料の提供をして頂き、大変に助かりました。
大いに参考にさせて頂きます。
ありがとうございました。
何とか父親の面目が保てそうです。
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